歯周病治療の処置が一通り終了し、病状が安定した後も継続管理は必要です。口腔内の状況が悪化すると、すぐに歯周病は再発、進行してしまいます。
そこで、
1. 毎日のセルフケア(患者さん自身が行うプラークコントロール)
2. 定期的な検査とプロフェッショナルケア(歯科医師・歯科衛生士が行う治療)
が重要になってきます。
むし歯の再発や歯周病の進行を阻止するには自宅での歯のお手入れが何より大切です。それでも毎日の歯磨き等のお手入れを頑張っていても、なかなか上手くいかない所や磨き残し等が出てきます。継続管理ではそういう所をチェックし、きれいにします。1~6ヶ月程度の継続管理を受けることにより、むし歯や歯周病の予防をしましょう。毎日の歯磨きと継続管理の両立が心身の健康維持にかかせません。
このように、歯周治療は時間と回数がかかります。むし歯などほかの治療が必要な場合は、同時進行でできるだけ効率よく行っていきます。